ブルグミュラー メモリアル・プロジェクト
特設ページ

最終更新日:2024年2月13日(火)

今も日本中で愛されるピアノ曲集『25の練習曲』の生みの親、フリードリヒ・ブルグミュラー(1806~1874)。2024年はブルグミュラー没後150年のメモリアル・イヤーです。

そんなメモリアルにブルグミュラーコンクールでは
『ブルグミュラー メモリアル・プロジェクト』を始動します!

本企画を通して、『25の練習曲』の作者としてのみ捉えられがちなブルグミュラーの知られざる一面に光を当てるとともに、時代・国を超えて愛される一人の作曲家としての再評価を試みます。
また、ブルグミュラーコンクールの開催とともに、メモリアルに因んだ様々な企画やイベントを実施予定です。

各企画の詳細については、こちらの特設ページに随時掲載していきます。お楽しみに!


ブルグミュラーとは?

 ヨハン・フリードリヒ・フランツ・ブルグミュラー(Johann Friedrich Franz Burgmüller)。姓はブルクミュラー、ブルグミューラーとも。1806年、現在のドイツ南東部のレーゲンスブルクに生まれる。父フリードリヒ・アウグストはピアニストや指揮者として活躍した人物で、デュッセルドルフ市の音楽監督を務めた。1832年(26歳)の頃にパリに移り住み、亡くなるまでフランスで活動した。
 『25の練習曲』で知られる《ピアノのためのやさしく段階的な25の練習曲, Op.100》は、45歳の頃にフランスとドイツで同時期に出版された(フランス初版:ブノワ社刊/1851年、ドイツ初版:ショット社刊/1852年)。東音企画から出版されている『ブルグミュラー 25の練習曲 今井顕校訂版(原典スラー付き)』は、この二つの初版を原典資料としている。
 なお、弟のノルベルト・ブルグミュラーも作曲家で、シューマンやメンデルスゾーンからも評価される前途有望な音楽家だったが、1836年に26歳の若さで亡くなった。


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